2025年11月6日木曜日

原稿用紙への回帰


 ものすごく久しぶりに、オリジナルの漫画原稿を進めている。といってもネーム自体は、何年も前からWEBにアップしているんだけど。

 言い訳ではあるけれど、漫画を描く時間は本当に取れない。けれど、取れない取れないと言っていたら永遠に描けないので、少しずつでも仕上げる事にした。残り30数ページ、いったい完成はいつになるのか見当もつかない。

 その点、小説は本当に早い。漫画に比べれば労力は10分の1くらいだ。もともと文章を書くのは苦にならないので、漫画を描けない間に小説を書くのは、いい経験になった。

 今後も、漫画と小説は両方続けていこうと思う。先の日記でも書いたけれど、漫画向きの作品と小説向きの作品があって、一長一短だからだ。よくロボットものやヒーローものの小説があるけれど、個人的にはどうも、いちばんコストがかからないからという理由で制作されているように思う。

 藤子・F・不二雄の享年は62歳。仮に同じくらいの年齢で死ぬとしたら、僕ももうそれほど時間が残されているわけではないかも知れないし、もっと早く死ぬかも知れない。これから、どれほどのことができるか。何作、描き遺せるか。ダメージ・リミテーションだ。やれるだけやってみよう。

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