こっちのブログ更新はだいぶ久々になってしまいましたが…
内容的にはつい最近、ツイッターでDL音源とか、電子書籍だとかのデータ保存に関する話題が流れてきたのがきっかけです。
最近は僕も、ダウンロードした音源がかなり増えてきました。HDDが飛ぶのが怖いので、買ったら即、BD-RやDVD-Rにも分散してバックアップを取っています。
電子書籍で、絶版になっている漫画なども購入していますが、ツイッターでは「電子書籍はアトラクションと同じだ」という意見があって、なるほどと思いました。サービスが切られれば、救済措置がない限り読むことはできなくなります。これは怖いです。このへんは、何らかの法整備の必要があるのではないでしょうか。
アメリカなどでは、カラー映像作品のデータを3本の銀塩フィルムにR、G、Bに分けて保存するという動きがあります。これは銀塩フィルムの耐久性に着目したもので、非常に進んでいる考えだと思います。
歴史的に見ると、もっとも長くデータを記録して残しているメディアは、シュメールの粘土板などが代表格でしょうか。実はもっとすごい物もあるのですが、それは次回のエピソードのネタにします。それも含めようかとも思ったのですが、あまりに難解になってしまうのでやめました。
データを長く保存するというのは人類永遠のテーマですが、中東ではアレクサンドリア図書館、南米ではマヤ・アステカ等の記録が、植民地化される過程で無数に燃やされてしまいました。それらのデータが残っていれば、ギザの大ピラミッドの謎も、南米にニグロイドの顔の彫刻がある謎も、全て解けていたかもしれません。
いま僕らが読んだり見たりしている漫画・アニメ等は、いったいいつまで残すことができるのか?という事を時々考えます。