2016年9月13日火曜日

秘密 Season 0 第4巻


清水玲子「秘密 Season 0」第4巻読んだ。

このシリーズに入ってから、エンターテインメント性が増してきた感じで、個人的にはとてもいいと思う。
清水玲子さんの持ち味である、精神にズシンとくるテーマはそのままに、刑事ドラマの軽快さをプラスしたような。前シリーズの、どうにもならないドロドロ感が好きだという人には、物足りないという人もいるのかな?

しかし、いつも不思議に思うのは、2060年代とかの未来なのに、なぜか登場するのは現代の携帯・スマートフォン。数々のSF作品を描いて来た玲子先生が、そこらへんを考慮しないはずはない。わざとそう描いてるとしか思えないんだけど、その意図は何だ??

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